百年後芸術祭 ⑤ 木更津エリア 内房総アートフェス(千葉県木更津市)2024年5月 クルックフィールズ 木更津駅周辺他


「百年後芸術祭 内房総アートフェス」の続きです。
今回は木更津市の展示作品を見に行ってきました。

展示場所はクルックフィールズと木更津駅周辺他の18作品。
広大なクルックフィールズはオープン当初からのアート作品に加え新たな作品も追加され、木更津駅周辺などには5作品が展示。



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草間彌生「明日咲く花」 
Yayoi Kusama “Flowers That Bloom Tomorrow”
クルックフィールズ

入口からすぐの場所にある作品。
鮮やかな色彩豊かな花が緑の中に映えていました。


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島袋道浩「ツチオとツチコ:55年後のBED PEACE」 
SHIMABUKU “Mr. and Ms. Soil: BED PEACE after 55 years”
クルックフィールズ

高台から見える二人。
階段で下に降り、そばで見る事もできました。
作品解説にはジョンとヨーコの名が出てきます。


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名和晃平「PixCell-Crow/Welding Mask/VR Controller (R)/Wooden Ladder」
Kohei Nawa
クルックフィールズ

2023年にオープンした地中図書館内に展示された作品。
図書館内もとても不思議な作りになっています。


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SIDE CORE「dream house」
木更津市中島

東京湾アクアラインの上りが渋滞中、その風景の中、海辺に立つ小さな一軒の家。


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梅田哲也「上架」
Tetsuya Umeda “Grounding”
木更津市役所旧庁舎跡地

今は取り壊された木更津市役所旧庁舎。
まわるバケツスピーカーからの音と、フジ壺の付着した舟。


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増田セバスチャン「Primal Pop」
Sebastian Masuda
木更津駅東口

まさにポップな色彩、東口に色合いを加えてくれているようなインフォメーションセンター。
木更津駅に設置されているピアノも増田セバスチャンさんの作品。


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槙原泰介「オン・ザ・コース」
Taisuke Makihara “On the Course”
木更津駅西口

明治時代から約150年続く歴史ある書店「紅雲堂書店
残念ながら昨年閉店されてしまったそうですが、昔まだ同じ通りに映画館「富士館」が営業している頃に何度が訪れたことがありました。
こちらの作品は木更津に残る盤州干潟がテーマになっていて、実際に干潟ツアーなども行われてたそうです。
芸術祭が無ければ、おそらくもう二度と訪れることが無かったかもしれない歴史ある店内にもう一度入れたことは、とても貴重な体験になりました。


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小谷元彦 「V (仮設のモニュメント5)」
Motohiko Odani “V (Provisional Monument 5)”
木更津駅西口

こちらが内房総アートフェス最後の作品になりました。
蔵の中に鎮座する姿は凄い存在感でした。
まるで遥か昔に封印された魔人のようで、動き出したら誰にも止められないのではと(笑)
今回の芸術祭でこの佇まいは、とても印象に残った作品の一つになりました。




木更津の作品を見終えて、内房総アートフェスの全作品を見る事ができました。

地元だったので車で6日かけてゆっくり周り、作品の鑑賞もさることながら、普段なかなか入ることができない場所へ立ち入ることができたのも、とても面白い体験でした。

今回は千葉県150周年記念事業として広域での開催だったので次回はあるのかわかりませんが、定期的に開催している市原市ではまた行われると思うのですが、他市もどんな形でも良いと思うので芸術祭を継続すれば地域の活性化や人を呼び込む原動力になりえるような気がしました。

開催期間も残りわずかとなりましたが、興味のある方はこの機会を逃さずに、ぜひ訪れて頂きたいです。



クルックフィールズ 作品番号「61」 島袋道浩「ツチオとツチコ:55年後のBED PEACE」 SHIMABUKU “Mr. and Ms. Soil: BED PEACE after 55 years” https://100nengo-art-fes.jp/art/shimabuku_art/

作品番号「62」   淺井裕介「命の地層」 Yusuke Asai “Strata of Sentient Beings” https://100nengo-art-fes.jp/art/strata_of_sentient_beings/ 作品番号「63」   草間彌生「新たなる空間への道標」 Yayoi Kusama “GUIDEPOST TO THE NEW WORLD” https://100nengo-art-fes.jp/art/guidepost_to_the_new_world/ 作品番号「65」 草間彌生「無限の鏡の間 ―心の中の幻」 Yayoi Kusama “Infinity Mirrored Room - Illusion inside the Heart” https://100nengo-art-fes.jp/art/infinity_mirrored_room_illusion_inside_the_heart/

作品番号「66」 草間彌生「明日咲く花」  Yayoi Kusama “Flowers That Bloom Tomorrow” https://100nengo-art-fes.jp/art/flowers-that-bloom-tomorrow/ 作品番号「67」 カミーユ・アンロ「デレリッタ」 Camille Henrot “Derelitta” https://100nengo-art-fes.jp/art/derelitta/ 作品番号「68」 Chim↑Pom from Smappa! Group「Level 7 feat.明日の神話」 “LEVEL 7 feat. Myth of Tomorrow” https://100nengo-art-fes.jp/art/level7_feat_myth_of_tomorrow/ 作品番号「69」 ファブリス・イベール「べシーヌの人」 Fabrice Hybert “The Man of Besides” https://100nengo-art-fes.jp/art/the_man_of_besides/ 作品番号「64」   草間彌生「時は過ぎゆけるか、 死への近づき」 Yayoi Kusama “TIME GOES BY, DEATH APPROACHES” https://100nengo-art-fes.jp/art/time_goes_by_death_approaches/ 作品番号「70」 アニッシュ・カプーア「Mirror (Lime and Apple mix to Laser Red)」 Anish Kapoor https://100nengo-art-fes.jp/art/anish_kapoor/mirror_lime_and_apple_mix_to_laser_red/ 作品番号「71」 増田セバスチャン「ぽっかりあいた穴の秘密」 Sebastian Masuda “Gaping Hole Secret” https://100nengo-art-fes.jp/art/gaping_hole_secret/ 作品番号「72」 オラファー・エリアソン「Mirror my orgasmic journey in me」 Olafur Eliasson https://100nengo-art-fes.jp/art/mirror_my_orgasmic_journey_in_me/ 作品番号「73」 名和晃平「PixCell-Crow/Welding Mask/VR Controller (R)/Wooden Ladder」 Kohei Nawa https://100nengo-art-fes.jp/art/pixcell-crow-welding-mask-vr-controller-wooden-ladder/
木更津駅周辺他

作品番号「74」 増田セバスチャン「Primal Pop」 Sebastian Masuda https://100nengo-art-fes.jp/art/primal_pop/ 作品番号「75」 小谷元彦 「V (仮設のモニュメント5)」 Motohiko Odani “V (Provisional Monument 5)” https://100nengo-art-fes.jp/art/odani_art/

作品番号「76」 槙原泰介「オン・ザ・コース」 Taisuke Makihara “On the Course” https://100nengo-art-fes.jp/art/on_the_course/

作品番号「77」 梅田哲也「上架」 Tetsuya Umeda “Grounding” https://100nengo-art-fes.jp/art/grounding/

作品番号「78」 SIDE CORE「dream house」 https://100nengo-art-fes.jp/art/dream_house/



内房総アートフェス - 百年後芸術祭

【会期】2024年3月23日(土)〜5月26日(日)※火・水曜日定休(4月30日・5月1日は除く。一部施設は通常営業)(全49日)
【開催時間】10時~17時 ※作品によって公開日・公開時間が異なる場合あり
【会場】内房総5市 (市原市・木更津市・君津市・袖ケ浦市・富津市)
【総合プロデューサー】小林武史
【アートディレクター】北川フラム






















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