君津市から富津市の会場に移動。
富津ならではの海をテーマにした4作品。
アート作品以外にも富津埋立記念館と富津公民館に常設されている資料などから、富津市の歴史を少しですが垣間見ることができて、それも新鮮でした。
武藤亜希子 「海の森ーA+M+A+M+O」
Akiko Muto “Sea ForestーA+M+A+M+O”
富津埋立記念館
海のゆりかごと言われるアマモをテーマにした作品、とても優しい色彩。
岩崎貴宏 「カタボリズムの海」
Takahiro Iwasaki “Sea of catabolism”
富津埋立記念館
事前にネットで見た時、鏡をひきつめているのかなと思いましたが、実は醤油300リットルを使っているそうです。作品に近づくと香りが充満していました。
富津埋立記念館
アート作品の他に、常設の資料も見る事ができ埋立前の貴重な漁具なども見ることができました(通常営業日は入館料無料なんだそうです)
富津埋立記念館 | 富津市
中崎透「沸々と 湧きたつ想い 民の宿」
Thoru Nakazaki “Boiling Thoughts, People's Garden”
富津公民館
地元の方へのインタビューをパネルにし、それを順を追って見ていく作品。
エピソードパネルの近くには関連した作品が添えられているものもあり。
住んでいる所が近いこともあり、このインタビューがとても興味深かった。
「戦後、進駐軍にチョコレートをもらっていた」「ワタリガニは今の30倍は獲れた」「富津と横浜間に渡船が出ていて、映画を見に行ってた」「ジャスコができたことは大きな変化だった」などなど。
また埋立記念館と公民館に古い写真が展示されていて、富津に「大正館」という映画館があった事を初めて知り・・・映画館は木更津にしか無かったと思い込んでいました。
天皇陛下がいらしている様子など、知らない事ばかりでとても新鮮でした。
インタビューパネルは公民館内とすぐそばにある市民ふれあい公園内(公園内所要時間は30分ほど)も設置されています。
公民館で受付の際に配布されているパンフレットに設置場所のマップが入っているのでそれを参考に周るとわかりやすいです。
五十嵐靖昇「網の道」
Yasuaki Igarashi “A Net Road”
下洲漁港 市民ふれあい公園
公民館から車で少し行った下洲漁港に設置された作品。
場所がちょっとわかりづらく、漁港なので関係者以外立ち入り禁止の看板が多数、ここ入っていい?と思いつつ現地に到着。
市民ふれあい公園にも網の作品が設置。
内房総アートフェス - 百年後芸術祭
【会期】2024年3月23日(土)〜5月26日(日)※火・水曜日定休(4月30日・5月1日は除く。一部施設は通常営業)(全49日)
【開催時間】10時~17時 ※作品によって公開日・公開時間が異なる場合あり
【会場】内房総5市 (市原市・木更津市・君津市・袖ケ浦市・富津市)
【総合プロデューサー】小林武史
【アートディレクター】北川フラム
コメント
コメントを投稿