リラックスな野生の猿たち (千葉県君津市)


君津市のダム湖にて野生の猿を見かけました。
 以前も何度か見かけたことがありますが、かなりの大所帯の群れでした。
橋周辺はよく見かける場所ですが、毛づくろいをしていたりで、とてもリラックスしています。
 群れに中には子猿のの姿も目立ちました。
しばらくすると群れでの大移動がはじまり、森の中に消えて行きました。

 房総半島では外来のアカゲザルの生息地が拡大して、以前から生息していたニホンザルと交雑も問題になっています。
交雑が進んでしまうと純粋な房総固有のニホンザルが消滅してしまう恐れがあるとの事。  

交雑浸透で消滅の恐れ 房総“純粋”ニホンザル 外来種アカゲザルと 
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/125533

 アカゲザルの特徴は長い尻尾、この日見た猿たちの尻尾は短かったので、まだこの地域には進出していなければよいのですが。
実験や観賞用のアカゲザルが逃げ出し数を増やし生息域を広げてしまったそうで、一度自然に入った猿たちを駆除するのはとても難しいそうです。

野生動物による農作物被害が増える千葉県、猿だけでなくシカやキョン、イノシシなども人里近くにまで来るようになり、以前とは環境が大きく変わりつつあります。

2020年7月

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